2020/01/23 14:53
旬のふじりんごは、たっぷり蜜が入ってジューシィで
パリパリの歯触りがたまりません!
そのまま食べるのがいちばん美味しいのですが、
火を通してお菓子に使っても、シャキシャキの歯触りと
ふじりんごの甘みがしっかり残ります。
ふじりんごでアップサイドダウンケーキを作ってみましょう。
アップサイドとは、英語で「逆さま」という意味です。
日本語に直訳すると「逆さまケーキ」ですね。
フランス語では「ガトーランベルセ」と言います。
ケーキ型の底にフルーツを並べて、上からケーキ生地を流し込み、
焼きあがったらひっくり返して、フルーツが上になるようにすれば
アップサイドダウンケーキの完成です。
オーブンで一発、焼きっぱなしだからとっても簡単。
しかもホットケーキミックスを使うので
粉もふるわなくて良いし、バターを一生懸命練らなくても良いし、
必死に卵白を泡立てる作業も不要です。
見た目は手が込んでいるように見えますが、作り方は超簡単!
材料も、特別なものは不要です。
ふじりんごが手に入ったら、ぜひ作ってみてください。
〔材料(20センチ丸型1台分)〕
ふじりんご 2個(たっぷり使います!)
砂糖 50g
レモン汁 大さじ2
シナモン 適量
ホットケーキミックス 150g
卵 2個
牛乳 50ml
砂糖 50g
溶かしバター 60g
(調理時間1時間程度)
〔作り方〕
まずは、ふじりんごのプリザーブを作ります。
プリザーブとは、フルーツの砂糖煮のことです。
電子レンジで簡単に作れますよ。
① ふじりんごを縦4つ割りにし、1センチ幅にスライスして皮をむきます。
美味しそうな蜜がたっぷり入っています!
1センチの厚さが、加熱してもふじりんごの歯ざわりを楽しめるゴールデンサイズです。
② 耐熱ボウルにカットしたふじりんごを入れて、砂糖とレモン汁を加え、全体にいきわたるようにやさしくかき混ぜます。
③ ふんわりとラップをかけて、600Wの電子レンジで8分加熱します。
④ 加熱ムラを防ぐため、一旦取り出して上下を返すように全体を混ぜます。
⑤ 再び600Wで5~6分加熱して、シナモンを加えてよく混ぜます。
りんごが崩れやすいので、やさしく混ぜてくださいね。
じゅわ~っとシロップが出てきました!
⑥ 粗熱をとったら、20センチのケーキ型にクッキングペーパーを敷き、りんごのプリザーブを放射状に並べます。
⑦ 残ったりんごは一口大にカットしておきます。
つぎに、ケーキ生地を作ります。
オーブンを180℃に予熱しておきます。
⑧ ボウルに卵を割り入れてほぐし、牛乳、砂糖を加え泡立て器でよく混ぜ合わせます。
⑨ ホットケーキミックスと溶かしバターを加えたら、ゴムベラで練らないようにさっくり混ぜます。
⑩ ⑦でカットしたりんごのプリザーブを混ぜ合わせます。
⑪ ⑥のケーキ型に流し込み、中央をくぼませるように表面をならします。
⑫ 180℃のオーブンで35分~45分焼きます。竹串を刺して、焼き具合を確認しましょう。
こんなふうに焼けました!
⑬ 粗熱がとれたら、型からはずしてお皿に逆さまに置きます。
出来上がり!
ふじりんごがゴロゴロ入っています(#^^#)
少し歯ごたえを残したふじりんごがジューシィで、プリザーブから出たシロップがケーキ全体のしっとり感をキープします。
シナモンの香りもスパイシーで、食べると幸せな気持ちになります。
アールグレイやアッサムなど、香り高い紅茶とよく合いますよ。
ふじりんごのアップサイドダウンケーキで、ティータイムを楽しんでくださいね。
美味しいふじりんごはこちら
Tel: 023-653-6370 (小川果樹園 山形県)
竹内胡桃園 (長野県)